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こんばんは!

フットワークの軽い、スポーツ大好き宇都宮の税理士 永井です。

今日は税理士試験の計算問題について

ちょうどゴールデンウイークも明けて、いよいよ直前期です。

 

 

本試験≠模擬試験・答練

 

本試験では、実際にどこに配点箇所があるか開示されません。

よって、配点箇所がわからないことになります。

税理士試験の計算問題は、どの科目も計算過程と答えを記入する欄・枠が設けられています。

問題を解く流れとして、まず計算過程を書き、その結果導き出した答えを書いていくことになります。

一方で、どの程度まで計算過程を詳しく書くべきかという悩みがあります。

 

もちろん、計算過程は詳しく書ければ、書けるほど良いのです。

しかし、税理士試験は時間との戦いです。

よって、あまり詳しく書きすぎるのも時間をロスしてしまうことになりかねません。

逆に計算過程を全部省略して答えだけを書くのもよくありません。

どのようなバランスで解答すればいいのかなぁと。

本試験ではどこに配点箇所があるかわからないから、このような悩み・壁にぶつかることになるのです。

 

予備校の答練や模擬試験を何回か解いていくと、答練や模擬試験ではどこに何点くらい配点があり、どこを省略すれば高得点が取れるかわかってきます。

(解答に〇とか△とかも付してあるので)

極論を言えば、配点がないであろうところは無視して配点があるであろうところのみ解答すれば、予備校の答練や模擬試験においては高得点が取れます。

しかし、これを本試験でやるのはリスクが高いと思います。

予備校もかなり緻密な分析はしていただいていると思いますが、

配点箇所がブラックボックスである以上、本試験と模擬試験・答練とは全く違うということも考えられるからです。

個人的には、計算過程はできるだけ詳しく書いた方がいいかなぁと。

 

 

本試験は試験委員に対するラブレター

 

じゃあ、どこまで詳しく書けばいいのよ?という話になるのかなと。

私は計算式は省略せずに書き、重要な取扱いはコメントを書くようにしていました。

予備校でも書くように指導され、答練でも配点がある箇所にはなります。

こういったところを面倒がらずに、普段の答練や模擬試験の時から書くようにしておくことが大切です。

 

本試験は試験委員に対するラブレターのようなものです。

知っていることはドヤ顔でアピールしたいところですので、日頃からしっかりコメントを書いて行きましょう。

日頃できていないことが、本番でできるという可能性は低いのかなと思われます。

 

また、本試験で問題を解いていると、

”今まで見たことが無いような論点”、”問題の作成者が重視しているであろう問題(ひっかけ問題)”がたまにわかることがあります。

このようなところは他の受験生と差がつくところになります。

気付いた場合には、”ちゃんと違いが分かっていますよ!”といった感じで、取扱いのコメントを一言書いておきましょう。

 

 

どんな時もあわてないように

 

科目や受験する年によっては問題のボリュームにより全然時間が足りないというケースも想定されます。

そういったときはもちろん答えだけを書くことも大事です。

勘でも、なんとなくでも数字は書いておきましょう。

書いてあれば、まぐれで当たった時は得点になります。

書かなければ、0点は確定です。

答えが埋めてあるのと埋めていないのでは雲泥の差です。

採点者から見ると、解答を埋めていない空欄の答案は印象があんまりよくないのかなぁと当時は思っていました。

 

 

私が計算問題を解くときに注意していた点

 

①知らない問題などが出ても、ムキにならない

知らない問題や難しい問題に出くわした場合、ムキになって解こうとしないことが大切かなぁと。

本試験で難しい問題にのめり込んでしまうと、いいことはありません。

自分が知らない問題は、ほかの受験生もほとんど知らない問題だと割り切りましょう。

是非、答練の段階で取捨選択の練習をしましょう。

(答練は難しい問題を解く練習ではなく、正答率が高いと思われる問題をミスせずに解くための練習と割り切っていました。)

 

②解けるところから解くこと

解けるところから解いて簡単な問題の正答率を上げることを優先しましょう。

私は、しっかりとれる問題の正答率を9割~10割にすることを目指してました。

簡単な問題をきっちり解いた上で難しい問題も解いて、結果的に点数が高いのが目指すべき理想形だと思います。

 

③落ち着いて解くこと

時間に余裕がない場合が多いので、どうしても急いで問題を解きたくなります。

ですが、焦って解くとケアレスミスが起こりやすくなります。

そもそも問題の分量が多いことも想定されます。

焦らずに慎重に解くことを意識しましょう。

 

 

一日一新

 

都市計画法

無権代理について

 

 

編集後記

 

今日は午前中は新規のお客様の対応とメール対応

午後は資格の勉強と営業方法のスキームの見直しという感じでした。

新規案件も一段落しましたので、時間を有効活用しないとなぁと思ってます。

あの税理士試験を受けていたころヒリヒリ感を忘れないようにしないとなと。