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今日は自分の考える税理士事務所の選び方を紹介したいと思います。
定期的に「税理士」が来るかどうか
一番大切なのは、定期的に来る担当者の名刺を見て「税理士」と書いてあるかどうかです。
病院に置き換えますと手術の執刀医や注射を打ってくれる担当医が医師免許のない方という感じです。
医師だと思っていたら、医師免許のない方だったらどうでしょうか。おや?っとなりますよね。
この業界の不思議な点は無資格者が担当者として仕事をする点です。(今も昔もすごく不思議です。)
以前、お客様に税理士試験に詳しい方がいらっしゃいました。
お客様が一緒に訪問した先輩に「何の科目を受験しているの?」と聞いたときに、話をはぐらかしていたのが、今でも印象に残っております。
受けているから偉いとか、税理士だから偉いとかではなく、質問をはぐらかしていたのがとても気になりました。
自分の人生の選択ですので、試験を受けていても、受けていなくてもよいかと思います。
ただ、自分は質問をはぐらかしたくはないなと。しっかり取ろうと。
早く税理士になろうと心に強く誓った日でした。
次は事務所の人数の50%以上が税理士であるかどうかです。
これは従業員がたくさんいる事務所の時に判断するポイントとなります。
こちらは品質管理の点で問題となります。
ただ単に組織として大きいが、有資格者の割合が小さいために決算書の品質が低いケースがあります。
(価格も低いケースがありますが。)
有資格者の割合が大きければ、多角的な視点で一つ一つの論点が判断されますので、自然と品質は高くなります。
自分も資格のない不遇の職員時代がありました。(自分の完全な努力不足で不遇だっただけなのですが、、)
今思うと、無資格の自分でも暖かく受け入れてくださったたくさんのお客様の寛容さには、感謝してもしきれません。
ただ、自分が税理士事務所に頼んでる立場であったら、普通に担当者が無資格者だったら嫌だなと。
職員さんは税理士に報告・相談してからでないと対応できないので、タイムラグがあったり、企業側にもデメリットしかないと思います。
職員時代にギャップがたくさんあったので、早く税理士になりたいというモチベーションになったのは事実です。
自分が税理士になれば、自分の責任でタイムラグなくアドバイスができます。
この仕事のやりがいは報告・相談に対して膝を付け合わせて、お客様と一緒に汗をかくことだと思いますし。
経営者からすれば、会社は自分の分身であり、子供のようなものであるかと思います。
だから経営者は全員、自分の会社に愛着があるものと考えております。
そんな経営者の方が、一人でも多く良い税理士事務所と出会えればいいかなと。
契約の時は「税理士」が来たが、いつまで経っても定期訪問は担当者しか来ない場合などは、税理士事務所の変更の時期かもしれません。
一日一新
珈琲茶館 集 六本木店