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今日は、自分の考える税理士業の魅力について
皆さんの考える税理士業のイメージはいかがでしょうか。
平日からゴルフに行くようなイメージでしょうか。
意外と魅力あふれています
私は、税理士という仕事が好きです。
税理士法1条に”税理士は、税務に関する専門家として、独立した公正な立場において、申告納税制度の理念にそつて、納税義務者の信頼にこたえ、租税に関する法令に規定された納税義務の適正な実現を図ることを使命とする。”と規定されています。
この”独立した公正な立場”という文言。
特に私が気に入っているところになります。
税理士の場合、お客様の要望が税法や通達に沿ったものでない場合、要望をお断りしなければならないケースがあります。
(例えば脱税の依頼とか限りなく黒に近いグレーな節税などですね。。)
よって、その点では常にお客様の味方というわけではありません。
ひょっとすると、そこを誤解している方がいるかもしれません。
もちろん、税法に沿った他の方法を考えて、なるべく要望に沿う提案をさせていただきますが。
では、税理士は税務署と変わらないのか。
そのような誤解を受けてしまう方がいらっしゃるしれません。
税務署は、納税者から税金を納めてもらうのがお仕事です。
場合によっては、税務署の担当者の方が税法を逸脱して、本来は納税者が納める必要のない税金まで納めてもらうよう解釈してしまうことがないとは言えません。
当然人間ですので、解釈の間違いはあります。
そういう時に、①税務署サイドの間違った主張に対する「防波堤」として、
時には、②納税者に対して正しい納税をすべきことをお伝えする役割として、我々税理士が必要となります。
もちろん税務署と闘わなくて済むように、ケースごとに事前や定期訪問時に法律の根拠を示したり、リスクを説明させていただきますが。
実際の実務上は白黒をはっきり決められない、グレーなケースが多いです。
実際の事例に税法を当てはめる際の解釈は簡単ではありません。
そのうえ、その判断も税法、通達などの文言そのものから考えることもあれば、文言だけでなくその立法趣旨まで考えることもあります。
本来は立法趣旨から考えるべきなんでしょうけど。。
これが意外と難しいです。
もちろん民法や会社法の考え方などを調べて、他の法律の考え方を借りてくることもあります。
税理士は、お客様の課題を洗い出して、そこに対する解決策を考える仕事になります。
一つ一つの論点を税法や通達、会計基準に照らし合わせて、根拠やリスクの説明。
他には、お客様の経営相談や社外の財務部長のような役割(資金繰りの相談)も求められます。
徹底的に数字を読み込むことで、どうやれば不況時に生き残れるのかをアドバイスすることも。
私の考える税理士業の魅力は
”お客様と同じ目線で、方向性を共有できること”
”財務面からも税務面からも手厚いサポートをすることでお客様の事業の持続可能な発展に貢献できること”かと。
働き方が自由な仕事でもありますが、見た目は本当に地味な仕事です。
ただ月並みですが、お客様から”ありがとう”と感謝された時、本当にこの仕事を選んでよかったと感じます。
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