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こんばんは!

フットワークの軽い、スポーツ大好き宇都宮の税理士 永井です。

決算後の打ち合わせより決算前の打ち合わせのほうが重要だという話について

経営者の方とお話しした時に「税理士と会うのは、決算書ができた時くらいかなぁ」と

それでは遅すぎます。というか意味が無いような。。

 

 

決算前に打ち合わせすることで先手必勝

 

”決算書や申告書ができた時”または”税務署への申告の前”に税理士と打ち合わせするケースが一般的なのかなぁと

この場合の打ち合わせでは決算書や申告書は完成していますので、その内容の確認と新年度の今後のスケジュールの確認くらいしかできないことになります。

 

今回の決算で支払うことになる税金の金額についても決算を終えてから初めて確認することになるので、痛税感はいつもより大きいかもしれません。

例えば、”思ったより税額が高いなぁ”とか”資金繰りどうしよう…”など

こんなことにならないように決算前の打ち合わせで先手先手で対応していきたいものです。

税理士と打ち合わせをできていない場合には申告の段階でいくらですという通知が税理士から突然あるわけです。

事前に知っておくのと知らないのとでは同じ金額でも感じ方が違うように思います。

 

また資金の準備も当然必要となります。

利益がでていれば税金を納める必要があるわけです。

よって、決算から納税までのタイミングで大きい買い物、支出がある場合には資金繰りが大丈夫かは確認しましょう。

 

仮に決算前の打ち合わせで今季の税額を概算でお伝えすることができれば、痛税感を和らげることはできるのではないかなぁと。

税金の金額をある程度でもつかんでおくと突然言われるよりかは幾分か心の準備ができますし。

この決算前に打ち合わせすることが大切でして、いくつかの税金対策を行うことで利益や税負担を変えることもできます。

 

 

ではどんなことを決算前の打ち合わせで行うのか

 

お客様とは定期的に顧問業務を通じて、打ち合わせを行っております。

決算前に税理士とどんなことを打ち合わせするんですか?と聞かれることがはじめて決算を迎える社長さんから聞かれるのですがこういうこともお話の内容のひとつになります。

できる節税策があるのか無いのか、それをやりたいかどうかのご意向の確認も必要になりますし。

また納税申告にあたって決算を確定する必要があり株主総会の日取りであったり、

その際に決める一年間の役員報酬(定期同額給与というもの)の金額の相談もあります。

もちろん決算にあたって必要な書類なども最初のうちはわからないこともあるでしょうし、そういった打ち合わせもします。

今月、来月に決算日を迎えるタイミングでは以下のような内容が中心となります。

 

・今期の利益や税金の概算金額の確認

・決算での税金の支払い方法及び資金繰りのチェック

・決算までに必要な手続きの流れの確認

・決算後に必要な手続きの流れの確認(届け出や許可申請など)

・新年度の予定確認(変更事項や登記事項、今後のビジネスプランなど)

 

税理士業は確認の積み重ねとなります。

自ずと確認することが多くなりますが、予定外のアクシデントを防ぐためには重要な事項となります。

 

 

少しでも不安を取り除くことが使命

 

税理士として出来ることは、”事前に必要な手続きを案内して、数字の情報を伝える。そしてそれを利用して売上や利益を増やす企業体質になるようにサポートしていく”ということかなと。

 

先手先手に仕事をしていくことにより、少しでも不安などを取り除きたい。

経営者の方が経営により集中できるようにサポートできたらと思っております。

 

 

一日一新

 

飯城園の餃子

宇都宮東警察署(新しくなって初!)

 

 

編集後記

 

今日は午前中に所用で外出とその後営業活動に、午後は自宅で税理士業務などなど

いろいろ前倒しでやらないとなと思っております。

今のところは締め切り効果でうまく行ってますので、これを継続していきたいなと。