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こんばんは!
フットワークの軽い、スポーツ大好き宇都宮の税理士 永井です。
今日は、自分の会社に合った税理士の選び方について
最近は、どうやって税理士を選べばいいですか?と聞かれることも。
選び方のポイントについて、書いていきたいと思います。
失敗しないためのポイント
税理士を選ぶ際は、いくつかのポイントをおさえて選んでいただければと思っております。
顧問税理士は単に税務や経理の処理対応をするだけではありません。
経営者が資金調達や経営方針を決定していくうえで、欠かせないお金に関わるアドバイスや相談、対応を進めていくことができるパートナーではないかなぁと。
全てが合致することは難しいかと思われますので、その中でも優先順位をつけて選んでいただけたらと思っております。
ポイント①:相性が良く、相談がしやすい点
これから会社をどのように成長させていきたいかによって、資金調達の方法や経営に関するアドバイスを行っていくことも税理士の仕事の一つです。
いかに会社や経営者の成りたい姿に数字や経営状態の分析を通じて、近づけていけるかが重要になります。
そのため、経営者にとっては何よりも相性が良く且つ相談がしやすい税理士であることが極めて重要になってくるなぁと。
また、相談したことに的確に答えてくれるということも、大切かなぁと。
税理士自身の考えを押し付ける人ではなく、相談内容や事業の状況などにより柔軟にアドバイスをしてくれることなども大切ではないかなぁと思います。
ポイント②:レスポンスが遅くない点
会社を経営して行く上で、様々な判断を行なう際には、スピード感も大切です。
そのため、相談をしたいことが出てきたら、連絡をとることができる税理士であること、また相談した内容に2日以内などに返答をしてくれるかどうかも大切です。
例えば、顧問契約を締結するまでにも、色々と質問をすることに対するレスポンスが遅くないかどうかが判断基準の一つになるのではないかなぁと。
連絡を取りたいのになかなか返事がこない、あるいは質問している内容に対する返事がくるまでに一週間もかかるような場合は厳しいかもしれません。
また、契約をしたらどのような手段で連絡を取り合うことができるのかも確認をしておくと良いでしょう。
(例えば、メールなのか?LINEなのか?チャットなのか? はたまた電話なのか?)
ポイント③:決算対策がしっかりしている点
税理士を探す大きな理由の一つに、決算対策を依頼したいということも考えられます。
決算対策は、決算の直前になって急遽ご依頼をいただいても、効果的な決算対策を行うことはなかなか難しいよなぁと。
また、よく相談もせずに勝手に決算書の作成を進めてしまう事務所さんもあるので、注意が必要となります。
決算対策は、会社がどのような状況なのか、今後どうしていきたいのか、何に重点を置いて決算対策を行うのかにより、対策方法が異なります。
節税対策、資金調達、黒字化対策など、具体的に対策を講じたい内容を経営者と税理士で相談のうえ、少なくとも2か月~3か月以上前から検討を行っていくのがおすすめです。
ポイント④:資金調達や経営に関するアドバイスが受けられる点
会社の経営者にとって、資金繰りの方法や経営に関するアドバイスを信頼して相談できる税理士が対応してくれるかも重要なポイントではないかなぁと。
会社を大きくして行く上で、どのような資金繰りをおこなっていくか、金融機関の審査を通すために必要な決算書の作成や事業計画など、
経営者だけで考え進めていくには難しい分野も、税理士と一緒に進めることで円滑になるケースもまぁまぁあります。
そのため、もしも税理士を迎える目的が資金調達や経営に関するアドバイスについての比重が大きい場合は、求める実績や知識があることをきちんと確認しましょう。
税理士にも得意不得意の範囲があり、またこれまでの経験で培われてきた実績によるアイデアの蓄積があります。
よって、その点を重視して税理士を選ぶ場合には、事前に税理士に聞くのが良いかもしれません。
ポイント⑤:担当者が変わらない点
これは、一番か二番に重要な点になります。
税理士事務所は、税理士が個人で運営している場合もあれば、複数の税理士が所属し運営している場合もあります。
例えば、契約前の相談時に話をした税理士を気に入って契約をしたにも関わらず、実際に契約を終えたら担当税理士が別の人だったということケースが多いそうです。
税理士との相性はとても大切なので、同じ事務所の税理士であろうと別の担当者との相性も良いとは限らないというところがポイントとなります。
契約を行う前に、自分が今話をしている税理士が担当としてそのままついてくれるのかどうかも確認しておくと良いかと思われます。
ポイント⑥:他の士業との連携もしているという点
税理士事務所には、税理士以外に司法書士や社労士など他の士業が在籍していたり、あるいは連携したりしていることがあります。
今後、会社として何を目的に経営を進めていきたいかにより、税理士以外の士業の必要性も変わってきます。
ただ、契約を行う税理士事務所が広く様々な士業と連携をしていたほうが、業務を依頼できる利便性が高くなるためとても便利となります。
年々、商取引や商慣習、法律が入り組んできております。
”点”でお仕事をいただくこと、よりも”面”でお仕事いただいて、周辺士業とサポートしていくケースが増えて行くのではないかなぁと。
そのため、今後を見越して他の士業との連携状況なども確認しておくと良いかもしれません。
上記のポイントの①~⑥のうち、自社で優先すべき順位をつけて、選んでいただくと”失敗したぁ…”というケースは回避できるかもしれません。
よく聞く税理士選びで失敗したというケース
失敗しないための税理士選びのポイントは前述したとおりです。
特に、その中でも失敗しがちなポイントについて。
税理士の選び方のポイントとあわせて知っておけば、契約後に後悔するといった事態を回避することができるかもなぁと。
①税理士に依頼したい内容の整理ができていないまま契約したケース
税理士を選ぶ際に大切なことは、何を税理士に依頼したいのかが明確になっていることです。
これを初回の面談時に、炙り出すことが必要ではないかなぁと。
ここは、お客様が待ちの姿勢でも、税理士側から炙り出しをしてくれるはずですので、あまり気構え無くても大丈夫です。
税理士に依頼したいのは、税務書類の作成や申告なのか、資金調達や節税についてなのか、経営に関するアドバイスなのか、
あるいは、全てについて舵取り役として、相談をしていきたいと考えているのか、
ある程度、方向性は決めて、きちんと整理をしてから顧問として契約する税理士を決めた方がいいかと思います。
②料金の安さだけで選んだケース
料金が安いからという理由だけで税理士を選んで、契約変更というケースのお客様も少なからずいらっしゃいます。
そのためにも、しっかりと依頼内容を整理し、その内容を適切に対応してもらえるかどうかを判断することが重要だなぁと。
いくら安くても、依頼内容のニーズがカバーできていない場合には、安くても意味がないよなぁと。
逆に、値段だけで選んだが、ニーズがカバーできているケースは最高ではないかなぁと思っております。
一日一新
お中元でいただいた千本松牧場のアイス(バニラ味)
比較Bizの検討
編集後記
今日は、午前中は県外のお客様とZoomでの月次のお打ち合わせ
午後は、お客様の請求と個別コンサルティングの準備 などなど
今日は、本来であれば税理士会の例会とボーリング大会だったのですが、、
金曜、土曜、日曜と幼稚園でコロナが出ていたのと、子供が咳をしていたので、急遽お休みすることに。
今日になったら咳も落ち着いて、熱も出なくてよかったなぁと。
食欲もあり、機嫌もよかったので助かりました。