シーズンの開幕が待ち遠しい…

 

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今日は、プロサッカー選手の税務について考えてみました。

先日、ITコーディネータの先生とそんな話になりましたので、そのあたりをザックリ書きたいと思います。

 

 

プロサッカー選手は個人事業主!

 

プロサッカー選手は基本的にはサラリーマンではなく、個人事業主に該当することになります。

よって、ほとんどのプロサッカー選手は毎年確定申告をする必要があります。

所属するクラブからの報酬は、10.21%の源泉所得税が差し引かれて支払われます。

(報酬が100万を超える場合には20.42%)

また、前々年の収入額が1,000万円を超える場合には、消費税の課税事業者に該当することにもなります。

 

アマチュア選手ということで、チームに所属していた場合には、

所属していたチームが年末調整というものを行います。

よって、自分自身で確定申告を行う必要がない場合も考えられます。

 

 

次に収入と経費を見ていきましょう♪

 

プロサッカー選手の確定申告を考える上で、特に重要な論点は個人事業主としての事業所得だと思われます。

事業所得の計算方法としましては、年棒などの収入金額から各種必要経費を差し引いた所得に対して所得税や住民税が課税されます。

(一定の条件がございますが、平均課税制度を利用することで、プロサッカー選手のその年の所得金額が多かったとしても、所得税として支払う金額を多少緩和することができる可能性がございます。)

 

特に重要な項目といえるのが”収入”となります。

一般的な収入源について考えてみますと。。

①年俸(基本給、出場給、勝利給など)

②契約金

③スポンサー収入

④サッカー教室や講演会での収入

⑤印税

⑥テレビ番組等出演料 などが該当するのかなと。

 

 

次に経費について考えてみますと、次のものがプロサッカー選手特有のものかなと思われます。

①スパイク等のサッカー用品の費用

②スポーツトレーナー、マネージャー等の人件費

③トレーニング施設の利用料

④ウェア代及びクリーニング代

⑤交通費

⑥関係者との会食費及び接待費

⑦マネージメント会社への費用

⑧税理士、弁護士、コンサルタントに支払う費用

⑨その他プロサッカー選手としてやっていくために必要な費用

⑨の必要な費用に関しては、事業としてフィットネスクラブに行った場合やインターネットの通信費などが考えられます。

しっかりとプライベートの費用とプロサッカー選手の事業用の費用の区別していただくことが、経費処理のポイントとなります。

 

 

一日一新

 

宇都宮支部にご挨拶

 

 

編集後記

 

先週の土曜日はカメラマンの方に、事務所のホームページ用の写真を撮影していただきました。

最初は緊張したのですが、徐々にほぐれて我ながらいい表情で撮れたような気がします。

写真集を出す日も近いかもしれません(笑)

サッカーもお酒も好きな素敵な方でしたので、また機会があればお願いしたいなと。

(飲み会もお願いしたいなとw)

https://www.instagram.com/shinominko_photo/

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