壁は超えるもの、登るもの
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こんばんは！
フットワークの軽い、スポーツ大好き宇都宮の税理士 永井です。
今日は、デビットカードの処理方法について
証拠資料をどうするか？そのあたりに。
デビットカードのお金の流れについて
経費の支払をデビットカードで決済する場合、
カード決済のように支払をすることになります。
しかし、実際には銀行口座から即時支払をすることになります。
この場合、経費の支払を証明する書類は何を控えておけば良いか、迷うという相談を受けるケースが増えてきました。
デビットカードで経費の決済をした場合、
カードを店頭で提示して、決済が完了すると。
その後、買い物をした金額が指定の銀行口座から引き落とされる仕組みになっています。
日々の小さな経費をデビット決済した場合、その支払は当日の経費になり、同日に口座からお金が出て行きます。
このお金の流れは、ほとんど現金支払と同じ効果です。
買って、それと同時に支払うというのと同じです。
異なる点は、実際に現金のやりとりをするわけではなく、カードを提示しただけで、この流れが再現できています。
通常、日々の経費を現金支払した場合、
支払の証拠は唯一、お店から発行される領収書のみとなります。
それを失くせば、基本的には確実に支払ったかどうかは曖昧になるよなぁと。
だからこそ、領収書を保管しておけば済みます。
特に迷うこともないよなぁと。
ただ、即日決済となるカード支払である、デビット決済の場合はどうすれば良いか、迷うところになるかもしれません。
迷ったら、経費の支払を証明することの基本に立ち返ることが大切です。
何をとっておけば良いか考えると、話はいたって単純になります。
何を保管すればOKなのか？
日々の小さな経費の支払を、デビットカードを使っているケースを考えてみます。
私が支払の証明として保管するものは、
①銀行口座の明細 及び ②お店発行の領収書
この２つではないかなぁと。
ネット銀行の場合、おそらく紙の通帳は無いのでないかなと。
ログインし、閲覧・ダウンロードすることもできます。
決済時に発行される領収書（利用明細書）です。
私は、これを併せて保管することで、支払証拠としています。
実は、もうひとつ証拠になるものが存在する可能性があります。
それが、カード利用明細となります。
普通のクレジットカードの場合、月ごとの締め日で締め切り、翌月に何件かの利用がまとめて落ちます。
ただ、このデビットの場合はその都度、利用日に引き落とされるのが基本です。
全ての書類を保管しておこうとするなら、
・銀行口座の明細
・領収書
・カード明細
この３つを保管することも想定できます。
経費の証拠資料として、何を保管しておくべきか。
経費としての証拠資料の要件？
所得税あるい法人税の税額計算上、仕事のための業務上必要な支払いを経費として落とすために経理上、
・日付
・金額
・支払先
・何のための支払か（用途など）
このあたりを記載することになります。
また、消費税の課税仕入をするにあたっても、その要件が定められています。
ほぼ同様となります。
これらを経理上、会計ソフトに記載・入力する必要があります。
よって、これらの根拠書類として、記載内容が確認できる書類（例えば領収書など）があれば、問題がないと考えられます。
デビット決済であっても、証拠として最も強力なものは領収書となります。
さらに、次はどこを出どころとして支払ったかを確認することになります。
それを知るのであれば、
・銀行口座の明細
・領収書
で足りるのかなというのが、私が考えているところです。
銀行口座の明細の取れる分に対し、カード明細の取れる分が短い期間だと保存ミスがでることも考えられます。
人間ですので、うっかりすることもあるでしょう。
銀行口座でいくら出ていき、その根拠となる日付と金額が書いてある領収書があれば、証拠としては機能するといえます。
ただ、万全を期すのであれば、もちろんカード明細もあった方が良いよなぁと。
あくまで、その前提はあるなかで、これだけ保存して備えておけば大丈夫と思えるのが、その２つの保管だろうということを考えております。
納品書や請求書、仕切り書など。似たような書類があるなか、何が必要なのか？
常に、その前提を考えて取捨選択して保管していきましょう。
一日一新
松戸駅のアトレ
銀のさら
編集後記
今日は、千葉のお客様のお打ち合わせに、
何事も最初が肝心です。
最初に上手に効率化の流れを作ることが税理士の使命でもあります。
帰宅後はお客様の月次チェックと新規のお客様のご対応 などなど
久しぶりに新幹線に乗りましたが東京まであっという間ですね。
今週はまた東京にM&A案件のお打ち合わせがありますので、体調を崩さないようにしたいなぁと。
つけ麺屋さんとかに帰りに寄りたいよなぁと。