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こんばんは!

フットワークの軽い、スポーツ大好き宇都宮の税理士 永井です。

今日は税理士とのコミュニケーション不足は何も良いことはないという話について

夫婦生活も仕事も家族もコミュニケーション不足は何も良いことはないですよね。

 

 

積極的にコミュニケーションをとりましょう

 

ここ最近、過年度の帳簿内容の確認と会計処理方針の見直しを行っていました。

諸事情あって、当事務所にセカンドオピニオンをご依頼いただいたケースです。

会計処理の方法に、業務の実態と合っていないところが一部ありました。

 

過去の帳簿の確認を行いながら、不思議に感じていたのです。

なんでこんな難しい会計処理をしていたのだろう?と。

経営者の方から色々とお話しを聞く中で、”お客様と税理士間のコミュニケーション不足”が問題ではと。

このコミュニケーション不足は以下のどちらかの理由なのかなぁと思っております。

 

 

会計用語の使い方の違いで生じた認識のズレ

会計用語の使い方の違いで生じた認識のズレというのは、決して珍しいことではありません。

私もかつて何度も経験しております。

税理士は、会計・税務の用語を法令等のルールで決められた通りに”専門用語”を使う傾向がございます。

ですが、お客様は、自分の理解で会計の言葉を使います。

よって、専門用語は使わずに、簡単な言葉でお互いの理解をすり合わせることが税理士として重要なことです。

 

特に初めてのお客様とコミュニケーションを取る場合、

相手の使う言葉が自分の理解と一致しているか、ということに気を付けていないと、思わぬミスが生じてしまいます。

お客様から色々と事業の話をしていただくことが、そういうミスや誤解を防ぐ最も有効な方法ではないかなと感じております。

今回、私が処理の誤りに気付いたのも、実はお客様との事業に関する何気ない話がキッカケでした。

事業のお話を深く聞くまでは、最初は私も誤った理解をしておりました。

 

 

特殊な業務・取引に対する理解と説明のズレ

 

会計・税務処理の誤りは、少し特殊だったり複雑だったりする業務に対して生じる可能性が高くなります。

よって、そういう特殊な業務・取引については、しっかりと深くヒアリングをしないといけないなと。

全体的・体系的な説明を上手く聞き出すのが腕の見せ所ではあるのですが、なかなか難しいケースもございます。

特殊な業務・取引に対する理解と説明のズレは、そういう意味です。

全体的・体系的にすべての事を理解できるのが理想的ですが、なかなかそうもいきませんよね。

少しあやふやな点もあるでしょうし、ズレも生じますよね。

 

私個人の経験から言えば、相手の会社の事業をきちんと理解できるまで、少なくとも時間はかかります。

お互いのために、エラーを生じさせないために、必要なことは、ただひとつ。

コミュニケーションをしっかりと取ること。

コミュニケーションというのは、ビジネスの間においては、お客様の協力が必要不可欠なものだと思います。

”税理士はプロなんだから、証票渡せば、あとは勝手に正しく処理してくれるんでしょ?”と思っている方もいらっしゃるかもしれません。

証票類を見れば90%程度はそれなりに会計処理自体はできます。

しかし、残りの10%に、思わぬ落とし穴が潜んでいたりするものです。

節税の基本は正しい会計処理にあり です。

税理士とのコミュニケーション不足は、最終的には皆様の会社の「利益」と「資金繰り」に大きな影響を及ぼします。

 

 

一日一新

 

クラフトボス レモンティー

ザ・メープルマニア(お客様にいただきました。感謝。)

税務デューデリジェンスの検討

 

 

編集後記

 

今日は午前中は新規のご面談とインボイスセミナーの準備

午後はお客様の月次訪問

夕方から新規のご面談といった感じでした。

 

チビは今日は幼稚園でプールだったようです。

楽しかったんだよ!って言っておりました。

お客様から頂いたお菓子もとても幸せそうな顔をして頬張っておりました。

また、土日は仕事なので、隙間時間を見つけて遊ぼうと思っております。