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こんばんは!
フットワークの軽い、スポーツ大好き宇都宮の税理士 永井です。
今日は久々に税理士受験の記事を書きたいと思います。
確定申告も終わりましたし、いよいよ受験生はギアを一段階上げる時期かなと。
そんな中でも”簿記論”の勉強法について
判断のスピードを上げるが吉
特に簿記論は、2時間では解き終わらないような問題が出ます。
(私の合格した年はなぜかみんなが解き終わるような年でしたが。。)
そんな問題を2時間で出来るだけ多く解答することになります。
合格するためには、問題を解くスピードを上げなければなりません。
早く正確に多くの問題を解くには、”判断のスピード”を上げることをトレーニングすることをオススメします。
正確性こそがすべて
税理士試験の受験科目の中でも簿記論はスピードが問われる科目となります。
それと同時に電卓を使用する頻度が一番高い科目ではないかなぁと。
よって、電卓を叩くスピードが早くなれば、問題を解くスピードも早くなると考える方が出てきて、電卓を叩くスピードを上げることに目が行きがちな方も出てきます。
しかし、電卓は正確性の方が重要です。
電卓を叩くスピードを上げようとしすぎると、焦ってミスが増えることに繋がります。
簡単にイメージしてみてください。
電卓を叩くスピードが2~3倍になったとしても、ミスをする確率も2~3倍になってしまったら意味ないですよね?
簿記論は、試験問題の特性上、数字を集計して解答する場面がほとんどです。
集計は1回で正確にやることが重要なのですが、電卓を叩くスピードが早くなると、心配性の方は念のため確認のためにもう1回集計してしまうことも。
仮に、1回目と2回目が違う数字となってしまった場合の考えてみましょう。
1回目と2回目のどっちが正しいのかわかりませんので、結果的に3回目も必要となってしまいます。
初めから正確に電卓を叩くことができていれば、このようなことは少なくなるのではないかなと。
時間が足りない試験なのに、2回も3回も叩き直しをしていたら、大きなタイムロスとなります。
よって、電卓はスピードではなく正確性が重要なのです。
(もちろん、スピードが早く正確であれば言う事がありませんが。。私はそんなに器用ではないので、すいません。)
電卓は利き手でOK
合格するには、”電卓を利き手と逆の手で叩く”というような噂話を聞くこともあるかと。
私は、電卓は利き手でも利き手でなくても、どちらでも良いかなと思っております。
理由としては、電卓を叩きながら同時に答案に答えを書くことはできないと考えているからです。
私の経験から言いますと電卓を叩きながら答案に答えを書くときはミスをします。
(私は、答案に答えを書いているときは左手は止まってしまいます。。)
慣れている利き手で正確に電卓を叩いた方が良いです。
何と言っても、慣れない利き手と逆の手で電卓を叩いてミスをしてしまっては、元も子もありません。
判断のスピードと正確性を上げていく
簿記論においては問題を読んで解答を導き出すスピードが何といっても重要です。
問題文から正確に必要な仕訳を判断するスピードです。
これに尽きます!
この判断のスピードこそ、簿記論を勉強していく上で1番磨き上げるべきスキルではないかなと。
どんなに電卓を叩くスピードが早くても、正確に仕訳を判断するスピードが遅ければ意味がありません。
(結局、判断が間違った時点で、どんなに電卓を叩いても間違っているだけですし)
私自身は電卓を叩くスピードは早くありません。
試験の時、右手にペンを持ちながら電卓を叩いていました。
電卓を叩くときに使っていたのは右手の人差し指、中指、薬指の3本です。
おそらく、ほかの受験生の人たちに比べるととても遅いほうだっただろうなと。
(早くパシパシしている人に憧れてはいましたが。。)
それでも簿記論は働きながら合格できています。
(一番苦戦したのは、簿記論で間違いないのですが。。)
仕訳を判断するスピードは、個別問題をたくさん解けば解くほど磨かれていくことを実感しましたし。
問題から仕訳を判断するスピードを意識して、とにかく知らない仕訳がないようにいろんなことをイメージして勉強した年に合格しました。
今年受験する方は、電卓の正確性と判断のスピードを意識していただけるといいのかなと。
一日一新
ガスト 宇都宮岩曽店
編集後記
土曜日は相続税のお客様対応と他士業の先生との勉強会
日曜日はプレゼント買いに東武宇都宮百貨店に行った後、夜はお客様の個別コンサルティング
(合間にテレビでBリーグを観戦しました。)
今日は、午前中はセミナーのミーティング
午後は新規のお客様のご面談と相続税のシミュレーションというような感じでした。
いろんな人に支えられているなと最近頓に感じることが多いです。
支えていただいている方に少しでも恩返しできるように頑張りたいなと。
あとは、花粉症がひどく鼻がトナカイのごとく赤いです。